概要:2018年4月に無料となって復活したDAW の『Cakewalkケークウォーク by BandLab』(旧 SONARソナー)がダウンロードできない・インストールできないように見えることの対策を含めた手順紹介の記事です。

流れとしては、

① 『BandLab Assistant』をインストール
   ├ 特記事項:『BandLab Assistant』でログインできない症状について@2019年5月
   └ DL失敗?再ダウンロード決断のポイント

②『BandLab Assistant』のメニューから『Cakewalkケークウォーク by BandLab』をインストール

③『Cakewalkケークウォーク by BandLab』本体を使ってみよう(別記事予定)

となります。

『BandLab Assistant』 のインストール

この章は細かいことを気にしない人は読み飛ばしても大丈夫です。
なぜこう書いたかと申しますと、インストーラーとランチャーにけっこうなクセがあるのでこだわる人にとっては注意点があるからです。

まず最初に『BandLab Assistant』をインストールする必要がありますので、

BandLab の Cakewalk ダウンロードページへアクセスします。

 

Cakewalk by BandLab

Downloadと書かれたボタンをクリックして「bandlab-assistant-windows-latest.exe」をPCにダウンロードします。

Cakewalk by BandLab のダウンロードページ

『BandLab Assistant』は自社製品囲い込みタイプのランチャーです。そのメニューを介して今回の目的の『Cakewalk by BandLab』をインストールする事となります。

「bandlab-assistant-windows-latest.exe」のダウンロードが済んだら、これをダブルクリックしてインストールを開始します。↓

bandlab-assistant-windows-latest_install

 

お好みの方式でユーザー登録してログイン。(現在はGoogle経由のログインが不調なので公式でサインアップしてアカウント作っちゃいました。すぐですし。)

Assistant_Sign_Up

※ 余談ですが、このソフトに限らず、こちらとしては試したいだけなのにユーザー登録を要求してメールマガジンを送ってくるベンダーやショップの仕分けが面倒なので、お試し用の予備の「捨てGoogleアカウント」を用意したり、Gmailアドレスに「アカウント名+hogehoge@gmail」とエイリアスを付けて仕分けしたり、使い捨てメアドの10minitsmail を利用するのもありだと思います。

『BandLab Assistant』でログインできない症状について@2019年5月

2019-05-16 現在、Googleアカウントとの連携ではログインできない症状が見られます。BandLabブログやフォーラム等でもこの件のトピックが見つからず詳細は不明。

BandLab のアカウントを作成(BandLab assistant の一番下の「Sign up now」か、公式サイト右上の「ログイン」→「サインアップ」)するか、Facebook(フェイスブック)のアカウントを使用するとログインできました。(※ ログイン途中で画面が無反応になり進めなった場合、BandLabを起動しなおして再び Connect with Facebook を選択するとユーザー名とパスワード入力画面が出るので、入力すると通過できました。)

現在のFacebookは電話番号の登録もいらずメアドだけで新規作成できるので、適当に作ってしまってもいいと思います。(オプションで電話帳のデータと結びつけるかとか訊かれて迷ったら、拒否しておいた方が良いと思います。電話番号の重複をたどって知り合いやそうでない人が出てきて気持ち悪いので。)

無料VSTの配布などでもFacebookを要求されることがありますので作っておいても損はないかと。

Please re-try logging in. at BandLab

↑ GoogleアカウントでPlease re-try logging inと表示されて次に進めなくなった図

なお、ランチャー『BandLab Assistant』が起動していなくてもログアウトしていても、過去に一度『Cakewalk by BandLab』本体の認証が通してあればDAW本体は使えます。
通っていないとデモモードになるので、『BandLab Assistant』でログインしてから『Cakewalk by BandLab』本体を起動するという手順を踏みましょう。

Cakewalkケークウォーク by BandLab (旧 SONARソナー)をインストール

ここからようやく本命の『Cakewalkケークウォーク by BandLab』のダウンロードの開始です。

Appsをクリック。↓

Installボタンをクリック。↓

インストール開始ボタン

下図のように入れたいアプリケーションを選択する画面が出ますので、Studio Instruments Suiteにチェックを入れ、Installボタンをクリック。↓

Cakewalk by BandLab

一遍にインストールせず、上から順番が無難だと思いまx-す。一つダウンロードに失敗すると他のも道連れになる可能性がありますので。(DL失敗しても途中から再開レジュームできないという不親切な仕様です。)

ダウンロードが済むと自動的にインストール画面が出るはずです…が!
なぜか自動で開始してくれないことがかなり頻繁に起こるので、その時はCakewalk_by_BandLab_Setup_25.07.0.79.exe ファイルを手動でクリックして起動しましょう。

その場所を開くには、『BandLab Assistant』の左上のギア型のアイコンをクリック→ System Folder の横の「 … 」をクリックします。

するとエクスプローラーで C:\Users\あなたのユーザー名\AppData\Roaming\bandlab-assistant\Downloads という場所が開きます。

ダウンロードしたファイルを念のためコピーしておきます。
こうしておけば、複数のPCにインストールするときに無駄なダウンロードをしなくても済みます。

ちなみに何事もなく自動でインストールが始まって問題なく完了した場合はダウンロードファイルは勝手に削除されるので、コピーが欲しい場合はインストールを放置してエクスプローラーを立ち上げてせっせと手動でコピーしましょう。

注意点1: 隠しフォルダにダウンロードされるので、エクスプローラーの表示オプション表示詳細設定隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示するにチェックを入れておかないと見えません。

注意点2: ダブルクリックしてエラーウインドウ(下図参照)が出た場合はダウンロード自体が完了していない可能性が高いです。ファイルサイズもおそらく小さいでしょう。
2019/08/06 時点で、本体のインストーラーの Cakewalk_by_BandLab_Setup_25.07.0.79.exe(バージョン 25.07.0.79)のファイルサイズは552MBです。なお、追加音源の instruments.exe のサイズは 898MBでした。

ダウンロードが不完全な場合のエラー

↑ DLが不完全な cakewalk.exe を起動しようとするとこのエラーが出ます。

注意点3: 認証のために初回だけは『BandLab Assistant』を先に立ち上げ、『Cakewalk by Bandlab』を次に起動することが必要。未認証でCakewalkのみを起動するとデモ版として起動します。後からの認証も有効。いずれにせよ今後のアップデートチェックのためにも必要なので、それだけのために時々起動することになります。

DL失敗? 再ダウンロード決断のポイント

タスクマネージャーで通信が終了しているか確認 ↓

Ctrl+Alt+Del を同時押しするか、タスクバーを右クリックして出るメニューで「タスクマネージャー」を選んで、「パフォーマンス」タブを押すと見られます。

通信もストップし、ファイルサイズが552MBに届かず、Cakewalk_by_BandLab_Setup(バージョン番号).exe をクリックするとエラーウインドウが出る。
こうなってしまったら諦めて再ダウンロード。モバイルなどで通信環境が悪い人は深夜や早朝にすると良いかも。

インストーラーのダウンロードをやり直したい場合

『BandLab Assistant』の左上のギア型のアイコンをクリック→ System Folder の横の「 … 」をクリックします。するとエクスプローラーで Downloads フォルダが開きます。

その中にある古いファイルの名前を変更するか、削除してしまいます。

つぎに、『BandLab Assistant』を完全に終了してからもう一度起動しなおします。(左上のギア・アイコンをクリック→ Quite を押す。またはタスクトレイのアイコンを右クリックしてから Quite で終了できます。)

再起動しないとファイルが再スキャンされず UPDATE ボタンが出ないようです。

 

さて、ようやく本命のDAW本体のインストールが始まるわけですが、詳細インストールを選んだ方が良いです。そうしないと「拡張子.mid に勝手に関連付けされる」「Cドライブのルートに勝手にフォルダを作る」というお下劣なことをされます。

MIDIの再生等で他のソフトも使う人は関連付けのチェックを外しておきましょう。↓

Cakewalkのインストール時に、MIDIの関連付けのチェックを外したところ

道なりに進むとVSTが C:\Program Files\Cakewalk\VstPlugins に入れられてしまうので、C:\Program Files\VstPlugins や C:\Program Files\Steinberg\VstPlugins 等のDTMの世界で標準的なフォルダに指定しなおしたほうが使いやすいです。↓ (どうしてかというと、他のソフトをインストールするときに、この一般的ではない場所を参照して次から同じフォルダーに入れようとするソフトがあり、フォルダをいちいち変更するのに面倒なことになるからです。)

VSTのインストール先の指定画面

本体のソフトはちゃんとしてるのに、インストーラーだけ見ると「育ちの悪いダメソフトなのだろうか?」と不安になる挙動なので改善されると良いですね。

このランチャー問題だらけです。

  1. 認証完了後は必須ソフトでもないのにスタートアップで自動起動してリソース食い。追記:2018/11のアップデートで初期状態は手動起動になったようです。
  2. タスクトレイにランチャーが常駐。しかも右クリックから完全終了できず態々本体側のメニューを開いて終了させる必要がある。  追記:2018/11のアップデートでタスクバーのアイコンを右クリックから Quit で終了できるようになりました。
  3. ダウンローダーもレジュームが出来ない。
  4. オートスタートが働かず延々と待たされることがある。ファイルの場所と開き方を知らない人はこの時点でアウトで、やり直しになる。
  5. ランチャー経由でCakewalkをOPEN(起動)する場合、使いたいときとアップデートが重なると、ボタンがUpdateボタンに代わってしまいOpenが下の階層に隠れてすぐには使えない。アプデが終わるまでスタートメニューから起動しないと使えない。
  6. 『BandLab Assistant』をメニューからではなく公式からダウンロードして手動でアップデートすると新旧両バージョンの二重登録になり、古い方をアンインストールしようとするとなぜか新しい方が消える。どうしようもないので全部消そうとしても一覧に残ってしまう。「WiseProgramUninstaller」というアプリで強制的に消せましたが、前世紀のソフトを思い出させるしょっぱさです。 追記 2018/12月のインストーラーで試したところ修正されたようです。

『BandLab Assistant』はいろんな意味で困ったアプリです。Cakewalk 本体は良いソフトウェアなのにこの変なランチャー(旧SONERを使いたい人にとってはただのプリインストーラー)のせいで使うのを断念した人がいるのではないかと思うほどです。

『BandLab Assistant』はインストールと認証が終わればたまにアップデートを確認するまで起動しなくてもかまいません。(オンラインアップロードやLOOP素材を使う人は常駐したままでいいでしょうけれども。)使いたい時にスタートメニューから手動起動で十分です。

『BandLab Assistant』の左上の歯車アイコンのメニューから下図の場所をクリックしてスタートアップで起動しないように停止していいと思います。↓

Bandlab-Assistant Ver3.3.0 で追加されたショートカット

Bandlab-Assistant Ver3.3.0 で追加されたショートカット

追記: 2018/11のバージョン 3.3.0からタスクバーのアイコンを右クリックでQuit(停止)できるようになりました。
メニューにフォルダへのショートカットが追加されました。

追記:2018/12 のバージョン 4.0.0へのアップデートをしようとすると複数の機種で何度やってもエラーが出たので、公式サイトから直接ダウンロードしてインストールが早いと思います。

アップデートに失敗の図

アップデートに失敗の図。諦めて公式サイトからDLしてインストールしました。

もうこのへっぽこなランチャーを廃して公式サイトで管理したほうがよほどスッキリすると思うのですが…(苦笑)

今回から差分アップデートファイルでの提供に対応してくれました。
2018/12月のCakewalk 本体のアップデート用ファイルの名前は「Cakewalk_by_BandLab_Update_Setup_24.11.0.31.exe」(サイズは31.2MB)でした。

追記:2019/01/07 にUpdateボタンを押したところ、Banlab Assistant 自体のアップデートは無事に済みました。完了時点の Banlab Assistant のバージョンは 5.0.1.0 です。

追記:2019/01/19 にUpdateボタンを押したところ、Banlab Assistant のアップデートがまたできませんでした。公式サイトから手動で「bandlab-assistant-windows-latest.exe」をダウンロードしてアップデート。完了時点のバージョン番号は 5.0.2.0 です。
ほぼ同時にアップデートした Cakewalk 本体の差分ファイル名は「Cakewalk_by_BandLab_Update_Setup_25.01.0.24.exe」(サイズは18.4MB)でした。

追記:2019/01/23 のアップデートはなぜか差分ファイルではなく本体丸ごと入れ替えでした。ファイル名は「Cakewalk_by_BandLab_Setup_25.01.0.27.exe」(サイズは542MB)でした。

追記:2019/03/20 のアップデートのファイル名は「Cakewalk_by_BandLab_Update_Setup_25.03.0.15.exe」(サイズは32.8MB)でした。

追記:2019/03/27 のアップデートは部分アプデではなく本体丸ごとで
「Cakewalk_by_BandLab_Setup_25.03.0.20.exe」(サイズは547MB)でした。

追記:2019/05のアップデートのファイルの名は
「Cakewalk_by_BandLab_Update_Setup_25.05.0.31.exe」(サイズは18.2MB)でした。

追記:2019/07/30 のアップデートのファイル名は
「Cakewalk_by_BandLab_Update_Setup_25.07.0.70.exe」(サイズは18.0MB)でした。

追記:2019/08/06 のアップデート・ホットフィックスのファイル名は
「Cakewalk_by_BandLab_Setup_25.07.0.79.exe」(サイズは552MB)でした。
今回は差分のパッチではなくフルサイズで丸ごとの差し替えになったようです。今年の一月と同じパターンですね。

追記:2019/08/14 にランチャーのアップデート(ただし表示のみで実態ナシ)がありました。いちおうリンク先が示されましてファイル名は
「bandlab-assistant-windows-latest.exe」バージョンは5.0.4.0(サイズは48.46MB)
アップデート作業完了後いつまでたっても「Update」表示が消えないのでMD5でファイルを比較すると六月配布のものと同じ(!)「e27da5a3e56f1018e1eb42aeba334328」でした。ほどなく「Update」表示は消えることとなり、誤報だったようです。忘れよう…💦

全体の注意点としては、自動アップデートの場合インストールが終わるとダウンロードしたファイルを問答無用で消してくれちゃうので、必要な人はインストールの作業を途中で放置して、裏でエクスプローラー等のファイラーを起動してコソっとコピ~しておきましょう。

『BandLab Assistant』バージョンアップ時の注意事項

DLダウンロード済みのローカルPCファイルからインストールする手段をとる場合は、先に手動でWindowsの「アプリと機能」からアンインストールしてやりましょう。というかファイルが大きいわけではないので下手に工夫などせずメニューから地味にアプデしたほうが良いです。

『BandLab Assistant』のバージョンアップがあったときに「複数台に入れるからDLした実行ファイルからインストールしよう!」などとやると、旧バージョンがWindowsのアプリ管理に残って面倒なことになります。

自社の旧バージョンを除去せず別インストールしてくれてしまうというロクでもない仕様ですので。無償提供とはいえゴミを残す仕様には大丈夫なのかここの製品…と首をかしげてしまいますw

11月ごろのアップデートで治ったようです。あえて試したら大丈夫でした。

なお、うっかりやらかしたときは新旧のAssistantの両方を削除してから新しいのを入れなおすと直ります。(逆に言うと両方削除しないとだめでした。ヒドイ)

内蔵のVSTを他社のDAWで使えるかをチェック

試してみると下記のプラグインが他社のDAWでも流用可能でした。
VSTi・DXi:
  • SI-String Section
  • SI-Electric Piano
  • SI-Bass Guitar
  • SI-Drum Kit
  • TTS-1
 
VSTe・DXe:
  • Boost11
  • PX-64 Percussion Strip
  • VX-64 Vocal Strip
  • TL-64 Tube Leveler
  • Sonitus:fx Delay
  • Sonitus:fx Equalizer
  • Sonitus:fx Modulator
  • Sonitus:fx Multiband
  • Sonitus:fx Phase
  • Sonitus:fx Reverb
  • Sonitus:fx Surround
  • Sonitus:fx SurroundComp
  • Sonitus:fx Wahwah
 
本家で使用すると4パラアウトになるTTS-1を、他社のDAWで使うとなぜかステレオ2chでしか使えなかった。(ch選択メニューすら出ない。)
TH3は起動時に試用モード等の選択メニューが出ました。他社製DAW経由では使わせてもらえないようです。残念。
BREVERBも起動時にチェックがあり他社DAWでは起動しませんでした。
まぁ流用は出来たらラッキー程度なのでよしとしましょう。
なお、DLLと音源ファイルをUSBメモリに入れて単独動作させようとしても無理でした。

雑感

インストーラーにもうちょっと安心感が欲しいですね。いつコケるかと頼りなくてCakewalk本体のイメージをちょっぴり下げちゃってる気がします。

「Cakewalk Command Center」 経由でのインストールできるという情報も見かけましたが、そもそも新規アカウントが作れないので無理でした。旧版からの既存ユーザー向けの移行措置に残っているのでしょうかね。
「Cakewalk Command Center」 経由でのインストールできるという情報も見かけましたが、そもそも新規アカウントが作れないので無理でした。旧版からの既存ユーザー向けの移行措置に残っているのでしょうかね。

↑ 煩雑になるので本文には書きませんでしたが、こういうルートの多さに起因する注意書きが必要なのも混乱のもとですね。

インストールに限らず、機能や使用法にも表れていて、後付けされたらしい「インストゥルメントトラック」なんかもその一つだと思いました。

正体がMIDIトラックとオーディオトラックの劣化合体(?)だと気づくまでに時間がかかりました。

トラック一本で済むならそっちがいいかなーと使ってましたがMIDIルーティングが不便でおかしいとは思ってたんです。

結局、トラックを右クリックして「インストゥルメントトラックを分離」して二本に分けて落ち着きました。

もっとも、このコンテクキトメニューも難点があり、 「インストゥルメントトラックを分離」 などと現在クリックしていて分かりきった対象を無駄に表記するのではなく、「 MIDIトラックとオーディオトラック へ分離」のように、選択した結果・成果の方を具体的に書くのがベターだと思うので一言モノ申したいのですが(w

無駄に多い迂回ルートに悩まされつつも、そろそろ実際の曲の作成の説明記事とサンプルができそうです。

2019-01-07:Cakewalk のドメインからBandlabへリダイレクトされるようになったので説明を変更。

あと、どうでもいいのですがCakewalkを起動中はUSBメモリがデバイス使用中になりっぱなしで取り外しの許可が出ないことがあります。環境依存かもしれません。