概要:ギターのノイズ対策の一つである「両面導電性アルミテープ」でのシールディング作業の様子と、実際にノイズが減った測定結果を記載しました。選択理由も記述。
作業が簡単で値段も安く効果も高いのでおススメです。
対象読者:ハサミとドライバーを使えてノイズが嫌いな人。(半田ゴテを使えたらもっと良い)
作業時間:2時間。(映画を見ながらやりました)
この記事の分量:9,600文字。画像30数枚。
ギターのノイズ対策の種類
以下に、よくあるギターのノイズ対策の種類と、厚手の両面導電性アルミテープを採用した理由を記述します。
- ギター本体の処理
- アルミや銅の導電性テープで部品を囲む( 簡単かつ低価格で効果が高いらしいので今回採用)
- 導電塗料を塗布して部品を囲む(簡単だが各社とも約1,700円でテープより高かったので却下)
- 内部配線(テープと重複してやっても良いのですが、今回は保留)
- シールドケーブルへ交換
- ケーブルを最短にする・ねじる・撚る・平行にする・金属配管で囲う
- ハンダ付けを見直す・やり直す
- 位相で打ち消す
- 複数のピックアップ(コイル)の組み合わせで消す(これはセンターハムキャンセル仕様で搭載済みでした)
- ノイズを消せるハムバッカー系のピックアップに交換(まだピックアップを替えたくないので今回は却下)
- プリアンプを搭載(同上。電池を使いたくない)
- ジャックや可変抵抗(ヴォリウム)やスイッチ等のパーツを清掃したり怪しい油を塗ったり交換する(問題が無いので現状維持)
- ジャックの+側を整形し接点を増やして改善(見送り)
- ギターの外部で処理(ギター外なので今回は対象外)
- ノイズゲートで、弾いていないときにボリウムを自動で絞ってごまかす
- ソフトウェアで、フロアノイズとの差分でノイズ成分を打ち消し演算処理
- シールドケーブルを良質なものにする
- インピーダンスを合わせる
- 電磁波の発生源から遠ざかる、停止させる、コンセントを逆に差す、フェライトコアを取り付ける、電源の交換、レコーディングルーム全体をシールドする
列挙すると長くなりすぎたので、最後の行なんて強引に詰め込みましたが、結局は常識的な内容となりました。
ということで、今回は最も安く簡単そうな『両面導電性アルミテープ』でのノイズ対策に挑戦してみました。
それでは、まずは材料の入手から始めます。
両面導電性アルミテープとはなにか
本体の金属部分が電気を通すのはもちろんのこと、普通なら電気を通さない粘着テープの部分にも電気を通すタネ(湾曲・エンボスでの接触、または粘着テープ部分への粒子埋め込みによる接触)が仕込まれているので、何も考えずに重ねて張っても電気が通じる!という製品です。
この『両面』というキーワードが商品説明に無いテープを買ってしまうと、シンプルに張るだけでは電気を通す目的を達成できません。折り返しを付けて接触させて電気の導通を確保するなどの工夫が必要になります。
これが100円ショップのアルミテープを除外した理由のひとつ。もう一つの理由は薄さ。もう一つは近所に売ってなかったという悲しい現実。
楽をしたければ「両面導電性」と商品説明に書いてある製品を購入しましょう。
私が購入したのはこちら。↓ 税込み780円でした。
ヘラとハサミはわざわざ買わなくとも、ヘラはしゃもじの柄や割り箸の背中でいいし、ハサミもそのへんに転がってるので十分です。
購入についての具体的な説明
商品選びの目安を書くと、幅25mm長さ20mで厚さ0.1mm前後の両面導電性アルミテープ(または銅テープ)が1,000円以下で出品されていれば買いでよいと思います。(2020年の春以降に相場が上がって、夏には500円クラスの製品がみつからなくなってしまいました。)なお、厚さは0.05~0.1mm程度の品が多かったです。0.05mmのは薄すぎて貼りにくいというレビューがあったし、直感的にそうだろうなぁと思ったので候補から外しました。
幅は20mm以上ないと、面で覆うという目的にそぐわないので幅の広いものを選びましょう。
ちなみに幅25mmの次はいきなり50mmになるのが業界(?)のお決まりのようで、幅50mmはさすがに持て余すので避けたほうがいいと思います。
私は今回、幅25mm 厚さ0.15mm 長さ20m のを購入しましたがとても使いやすかったです。
🔗 2021年の春の時点で安いものを探してアフィリンクなんぞを張ってみましたが、価格は変わりやすいのであくまでご参考までにどうぞ。↓
追記&余談:2020年には千円以下の類似商品がけっこうあったのに、2021年の春にチェックしたら、なぜかこれがダントツでコスパが高い一強になっていました。また状況は変わるのでしょうけれど、なかなか興味深い流れです。
🔗 ↓ 2021年の夏には、なぜか銅製のテープも増えてきました。下記のは値段が約千円だったのですが、長さが短いし薄いので、実質価格はアルミよりはるかに高いことに留意。
追記&余談:2020年には千円以下の類似商品がけっこうあったのに、2021年の春にチェックしたら、なぜかこれがダントツでコスパが高い一強になっていました。また状況は変わるのでしょうけれど、なかなか興味深い流れです。
🔗 ↓ 2021年の夏には、なぜか銅製のテープも増えてきました。下記のは値段が約千円だったのですが、長さが短いし薄いので、実質価格はアルミよりはるかに高いことに留意。
🔗 下図の品物は導電塗料です。今回の選択で最後まで迷った手法。穴の形状が複雑なら貼るよりも塗る方が簡単なので、有力な選択肢ではあります。↓ コスパ的にはアルミテープがダントツですけれども。
アルミホイルではだめなのか?(要検証)
ここで私も思ったのは、アルミホイルじゃだめなの?ということです。
結論としては、両面テープ→ホイル貼りになるので手間が余計にかかって苦労するし、低い周波数を抑えきれないということで却下しました。「両面導電性アルミテープを使ってみたい!」という好奇心に負けたのも大きな理由です。
家庭用アルミホイルは厚さが0.011mm程度しかないのですね。今回使ったアルミテープの1/10以下の薄さです。
ザックリとしか調べられていませんが、厚さ0.1mm以下になると周波数10Mhz以下の遮断効果が低くなるという記事をみつけて納得。
薄くなるほど低周波(波長が長い)でのノイズの減衰率が低いので、厚手でなおかつ貼りやすいアルミテープの方が無難だと判断しました。
これまた話がそれますが、薄いほど除外できる周波数が高くなってしまうという資料を考慮すると、導電塗料仕上げって薄そう…あれの塗膜の厚さって何μmなんでしょうね。
いや、導電塗料は長年使われているし、自分もそういうギターを過去に所持していたので効果と実績があるのは知っていますので否定する気はさらさらありません。ぶっちゃけどっちでもいいだろうと思ってます。
しかし、「効果のある周波数帯」についてはちょっぴり考えさせられました。
10Mhzというと短波ラジオ放送の周波数帯なので、それより周波数が低い中波ラジオならアルミホイルで包んでも聞こえる可能性があるということかな?
興味がわいたので実験しました。
うん、微かですが受信できて聞こえました。電波・電磁波が通るということですね。
短波ラジオを持っていないので比較テストが出来ないのが残念ですが、中波は少し通してしまうのね~という確認は出来ました。(自己満足)
あともうひとつ、家庭用アルミホイルを張るなら両面テープか糊でピッチリガッツリ貼らないと共振でおかしなことにならないか心配です。
あ、そうそう。アルミホイルと同時に、銅製のテープも検討しましたが、のきなみ価格が高いので見送りです。
実際の作業の図
やること、目標はシンプルです。
『ピックガードとザグリとジャックを金属で囲う!』これだけです。
注:ここで誰もが思うのは「だったらピックアップを直接アルミで囲めばいいんじゃね?」というやつですが、なんかヤバそうなので却下であります。そんなことで問題が解決するならとっくの昔に全部金属シールドでパッケージされてるはずなのですよ。
音質の変化が無いうえで重要なのは、ピックアップ本体とシールド面に距離があることだと思われます。
まずはネジを外しまくります。
半田ゴテを持っていない人は、くれぐれも線を切らないようにご注意を。
この時点ではハンダ付けされたものを外していません。
ギターによるとしか言えませんが、ひっくり返せる程度は配線ケーブルの長さに余裕があるので、半田ごてを持っていない人も気を付ければテープ貼りの作業自体は可能でしょう。(自己責任でお願いします)
写真はサウンドハウスさんのセールで税込み5,000円ちょっとで購入した超激安ギター(PLAYTECK ST250II)です。四角い形に抉られた俗にいう弁当箱型キャビティーですが、ソリッドボディータイプのギターならどのギターでもやることに大差ありません。
ひたすらテープを貼って囲うだけですから、根気さえあれば不器用でもできるハズ。
(ここでまた余談ですが、2020年にプレイテックのストラトST250IIを五千円で買えたのは廃版になったからのようです。)
半田ごて入手のススメ
千円くらいで半田ゴテのセットは買えるので、お持ちでなければ購入しちゃいましょう。
(2020年にチェックした参考価格を挙げておきますと、ダイソーでは500円の半田ごて本体と100円のヤニ入りハンダが売っていました。アマゾンではセットで千円前後という感じですね。)
今回は無くてもどうにか作業できますが、あったほうが早いですし、断線したときにいちいちリペアショップに持ち込まなくてもすむので不安も無くなります。
上図のようにハンダを溶かして配線を外してから作業すると楽になります。
一家に一台 半田ごて
余談ですが、近年の電気製品は中華製が多く、購入後にハンダ付けし直さなければ使えないものや、壊れたように見えてもハンダ付けですぐ直るものがけっこうあります。半田ごてマジおススメです。
半田ごてはまず壊れないので一生使えます。(私が現在使っているのも中学生の時に買ったモノです。当時はこんな年寄りになるまで所持するとは思いもしませんでしたけれど。笑)
分解しまくりの図を列挙(読み飛ばしてもOK)
ご参考までに、分解中の図を上げておきます。この章はギターによって違いますし、自分のメモ用なので読み飛ばしてOKです。
組み立ての時や、うっかり断線させてしまったときの復旧に迷わなくて済むので、部品を外す前と後にスマホで撮影しておくことをお勧めします。
ちょっと気になったので、ピックアップのフェライト磁石の極性を調べてみました。
バネの螺旋の大きいほうがピックガード側にくるというのがミソだと思ったのでわかるように写真でメモ。
ポールピースの穴の位置の両端の間隔は、フロント48mm、センター50mm、リア52mmという標準的なストラトキャスターと同じでした。
ピックアップカバーのサイズもとうぜん異なるので、組み立て時に注意。
実は、まだピックガードの保護シートを剥がしていないのでヨレヨレで汚いです。
ネックジョイントがボルトオンタイプのギターを購入したら一度は外して確認したくなりますね。
激安ギター作業用の穴が開いてますね。
激安トレモロユニットの事情
写真のトレモロユニット(ビブラートユニット)は激安ギターに多く採用されている薄型イナーシャ・ブロック(解説:アームと弦と振動を支えるための金属の塊の板。交換可能だがネジ穴の位置が違うものが存在するので注意。)でした。
材料をケチるためにブロックを薄くしたようでイメージは悪いのですが、意外なことにフローティングブリッジ設定にしてもサスティンの減衰時間はあまり変わりませんでした。
両面導電性アルミテープを貼ります
分解できたので、いよいよ両面導電性アルミテープを貼っていきます。
キャビティー側
はじめる前に、キャビティーの構造を見て、切り貼りの予定を立てます。
脳内でおおざっぱに立てた方針を以下に書きだしました。
- 常に重なり部分が出来るように長めに切って貼る。
- 貼るのが難しい長い場所は、ばんそうこうのように中央だけシールを剥がして、当ててから。
- 貼ったらヘラで撫でつけて馴染ませる。(見た目と、剥がれて浮いて振動で鳴ると嫌なので)
- 貼る順序は底面から。
- 底面は、側面へ折り返しが出るように余裕をもって長めに切る。
- 側面は、ボディー側へ1~2mmのベロ(折り返し・のりしろ?)が出るようにする。
- ピックガード裏は…先にアルミテープを板状に並べてから一気に貼る。
出来上がりをイメージ出来たら、テープを貼っていきます。
まず角を確保してみます。
折り返しを余らせるように意識しながら、チョキチョキと切って貼り付けます。
曲がり角はシワ寄せがくる(しかも直角ではなくアールが付いている)ので、ハサミで切れ込みを扇状に複数入れておいて、貼るときに切れ込み部分を折り重ねてカーブに合わせます。
えーっと、初めての作業でアルミ金属の伸び具合が分からず、圧着するためにヘラでグイグイッと押したら右上の角に穴が開いてしまったので、あとで上から小片(アルミテープの切れ端)を重ね張りして補修します。
この程度の失敗でやり直したりはしません。てきとーでいんですよこんなもの。
ほんとうのところは神経質で気にする性格なので、雑にやれ!と、自分に言い聞かせてます。😢
微妙に斜めってますが気にしない。
多少シワシワになっても、ゴシゴシとヘラでこすればつぶれて奇麗に圧着されますので、細かいことは気にしないでOK。芸術品の金箔をはってるわけじゃありませんのでお気楽なものです。
表面のブツブツは塗料に埋もれた木くずからなので、磨いて除去するとペンキまで剥がれてしまい、
再塗装しないと湿気吸収の問題が出そうなので放置しています。単純に面倒ですし。
アース線を通す穴の位置をアップで撮っておきました。このあとアルミで覆われてしまうので、プスッと穴をあけて開通させます。
底面のすべてに貼り終わりました。
次は、1-2mmほどボディー側へわざとハミ出るように意識しながら、側面にぐるーっとテープを張ります。
ヘラでこすりつけ、位置合わせの圧着が落ち着いたら、上のはみ出し部分をシュッシュとボディーに撫でつけて整えます。曲がり角は特にゆっくり少しずつ延ばします。
実は、キャビティーの加工精度が甘く、ブリッジ側の掘りがびみょーに浅くなっていました。
ピックガード側
アルミテープを重ねてアルミ板を作って、穴をカットしてから一気に貼りました。
薄く柔らかいテープを購入した場合は、直接貼ってから外周をぐるりとカットするほうが作業しやすいと思います。
今回使用したアルミテープは厚いので、事務用のカッターでは一度や二度こすったくらいではカットできません。(ハサミでは簡単に切れるんですけどね)
ベタ張りしてからピックガードの外周をなぞってカットしようとすれば、間違って傷をつけるのは必至だったので、先にカットしておく手法にしました。
※ 写真とろーとか思っていたので、なんだかちょっと気合を入れてカッコつけてきれいにしましたけれど、雑にぺたぺたアルミテープを貼ってピックアップのところだけ切り抜くだけでもいいと思います。(笑)
完成したので測定
アルミテープを貼り終わったら、ネジを締めて完了です。
※ ネジの締め直しの超基本を念のために書いておきます。ネジ山を潰さないように、ネジを穴にそっと添えたら、最初だけ左回し(時計の反対周り)にゆっくり回して、コトッとかカックンとかなってネジの溝の開始位置を合わせた後に右回りに締めるのをお忘れなく。そうしないと穴に刻まれたネジ山が潰れてゆるゆるのガバガバになっちゃいます。
アースが通っているかテスターで導通を確認
テスターが無くても、手で金属部分を触るとノイズが減るので「あー繋がってるんだなー」とすぐわかります☺
テスターはあると便利ですが、この程度の工作ではわざわざ購入しなくてもいいと思います。
改造前と後のノイズを比較したスペクトラルアナライザーの図
計測するまでもないくらい、わかりやすくノイズが減ったのですが、一応グラフを載せておきます。
# 比較のために、まず何も接続していない状態は下図。
# USB電源で駆動しているので素の状態でも電池駆動よりノイズが多めです。
# ギターとノートPCの距離は50cm。ACアダプタまでは130cmと、けっこう劣悪な条件下です。
リアピックアップ
★この上下の図を比べると、シールドの効果がはっきり出ていますね。↑↓
ノートPCに近い状態で計測
さまざまなノイズを発生するものの筆頭である、パソコンのそばで計ってみました。
当方の環境では、マルチエフェクター(ZOOM G2.1u)のノイズゲートのスレッショルド設定値が11/16だったのが、処置後は6/16くらいに反応レベルを下げてもカットできるようになりました。
いまどきのマルチエフェクターには必ずノイズゲート系のものが内蔵されていますが、持っていなくてもDAWで処理すればよいかと。
ハイ落ち(高音域減衰)は聞いても測定してもわかりませんでした
ノイズとは別の話ですが、電界による音色変化ガー高音域が下がるハイ落ちガーという情報が多々見られるので、いちおう弦をかき鳴らした測定結果を載せておきます。
※ 弦を張り替えた(しかもゲージも違う)ので、条件が異なりすぎますのであくまで参考値です。
新しい弦は低音に山谷ができてるのがわかりますが、ハイ落ちと言えるような変化はないかと思います。
なんとなくおもしろいので今後も弦を張り替えたら計測してデータを集めたいと思います。
うん、ぶっちゃけ聞いた感じも変わったとか分かりません。誤差とか気のせいの範疇でしょう😅
もしかすると、今回は弁当箱型キャビティーなのでシールド面がピックアップから距離があるのも変化がない理由なのかな?
まぁ~そもそも変わったとして、それ込みで音を作ればいいだけだと思う性格なので気にしません。
例えば錆びて死んだと他人が言ってる弦でも、これはこれでアリだなと思っちゃう感性なので(笑)
エレキギターもシンセのオシレーターみたいなもんだくらいに能天気に考えております。特性のねじ曲がったフィルター(FXやアンプ・スピーカー)を通して完成というとらえ方です。
倍音がバッサリ消えるとかならさすがに遠慮しますけど、そんなことありませんしね。
異論はおありでしょうし、将来の私の考えは変わるかもわかりませんが、現在の私はこれくらいおおざっぱに考えてます。
また話は変わりますが、トレモロのお尻を3mmフロートさせた設定でも計ったのですが、音色(というかADSR音量変化)は変わった(パキパキアタック感が微妙に減った)気がするのですが、時系列を細かく追跡できないスペアナのグラフ上では変わらないのね。録画とともに、単音でも弾いてオシロスコープでも比較すると違いを可視化できるかなぁ。(予想はつくものの、実際にやるとなるとめんどうくさいですよねぇ…)
作業完了後のテープの残量
使用量は4mというところでしょうか。適当にやってもあとギター3本はシールドできそうです。
ひとりごと
両面導電性アルミテープはとても扱い易くてコスパも最高。
シールド効果凄い。
ノイズに弱いシングルコイルピックアップを使っている人は、とりあえずやってみて損はないかと。
何らかの理由で気に入らなければ剥がせますしね。
せっかくの激安ギターなので、100円ショップのアルミテープでとことんチープ路線でやることを当初は考えていたのですが、二件まわって売ってなかったのであっさり断念。(後日反対方向の100円ショップに行ったら幅50mmx長さ10mx厚さ不明の超薄そうなアルミテープを発見。もう要らないけど。笑)
アマゾン、Aliexpress、モノタロウ、楽天その他あちこちでアルミテープを探したところ、今回はアマゾンが一番安かったです。
私が知らないだけかもしれませんが、何十年も進歩してないなーというのが正直な感想です。楽器ですから変な方向に進化すると別のナニカになってしまうのでこれはこれで正しいのですが。
ソフトウェアでのノイズ打ち消し処理は、昔は出来なかったのでオオッっと思いました。
あと気になったのは、『ギター ノイズ対策 シールド』などでググっても超中途半端に短かく、具体的な検証もない記事や動画が先頭に来ること来ること…すみませんがウ~ン?という感じで、役に立たないとまでは申しませんがそれでいいのかと苦言を呈したく思ったり…
いやまぁこの記事だって文句を付けられる隙とか詰めが甘い要素は多々あると思うのですけれど、がんばりましたよ?(ほめて?笑)
私のように下調べだけで苦労する人が出ないように記事にまとめさせていただいた次第です。お読みくださりありがとうございました。
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