対象読者:SSD5.5のEdit画面でのTUNEツマミの目盛りと数値の関係を知りたい人。

概要:打楽器の特徴として、叩いた直後は音程が高く、サスティン時は下がりますし、いろんな雑音が同時になるので耳でのチューニングは慣れないと難しいです。

そこで、実際の音程とTUNEツマミの目盛りの対応表を作りました。

半音変化させるために必要なTUNEの数値

測定は、DAWにチューナープラグインを使って行いました。

シンセサイザーで261.62Hz(GM表記ではC4)のピーと鳴る音(サイン波)を作り、SSD5.5の「Samples」 → 「Create」画面で読み込ませてから、SSD5.5の「TUNE」の数値を増減して、半音刻みになる箇所を探しました。

TUNEツマミを右に回すにつれ、大きく動かさないと半音変化してくれないことが分かりますね。

資料:SSD5に付属の「Deluxe 2 Free」音源のスネアとタムを叩いて、おおよその周波数を書き出したグラフ

実は、先にドラムのサンプル音で音程を実測してから、サイン波をSSD5の機能で読み込ませたほうが簡単だということに気が付いて脱力しました。

せっかくなのでSSD5.5 Free版のStandard Kit での実測値を載せておきます。

SSD5のTUNEの目盛りと周波数の対応グラフ ↑

以上です。